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代表世話人挨拶

集学治療を目指して                      



九州肺癌研究機構(LOGIK)代表世話人
大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座教授
杉尾 賢二

 2015年4月から、代表世話人を拝命いたしました。九州肺癌研究機構(Lung Oncology Group in Kyushu: LOGIK)は、2004年に設立され、九州を中心として94医療機関、137診療科が参加しており、日本を代表する臨床試験グループに成長しつつあります。現在、設立後10余年が経過し、新たな段階に入っております。
 国立がん研究センターが2015年4月に発表した2015年の肺癌の罹患数は133,500人と推定しており、大腸癌と胃癌とほぼ同数の数字です。一方、2014年の肺癌死亡数は73,396人であり、第二位の大腸癌48,485人の1.5倍にも及んでいます。肺癌において2002年に最初の分子標的薬が発売され、その後、多くの新たな薬剤が開発され、特定の肺癌においてはめざましい予後延長が図られました。さらに近年、新たな免疫療法が開発され、その効果に大変期待がよせられております。

今後のLOGIKの目的と課題は、以下の3つと考えています。
 1.新たな薬剤に関して、臨床試験をもって新たな治療法の開発を推進していくこと。そのために、LOGIKが発案する臨床試験をインターグループ試験として、全国展開し推進し、確固たるエビデンス構築に邁進します。
 2.外科治療を含めた集学治療の開発を推進していくこと。今回、外科小委員会を発足し、外科の視点からも新たな治療開発にあたる予定です。
 3.臨床試験の遂行のために、財政基盤を安定させること。

 LOGIKは、「倫理指針」を順守し、臨床試験を通じてよりよい治療法の開発を行い、肺癌患者さんの利益になるように努力していく所存です。
 皆様のご協力・ご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。

 なお、LOGIKに参加している医療機関では、肺癌専門の医師が最新の治療を提供していますので、肺癌をはじめとする胸部悪性腫瘍に関してお悩みの先生方や患者さんにおかれましては、是非、これらの医療機関にご相談ください。

2017年1月


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一般社団法人 九州臨床研究支援センター (CReS九州 )
  〒812-8582  福岡県福岡市東区馬出3-1-1 (九州大学病院内)
  TEL:092-631-2920 FAX:092-631-2929
  Mail:info1@cres-kyushu.or.jp